永昌院 坐禅会
Eishoin ZAZEN
禅・ZEN
曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。それはお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、悟りを開かれたことに由来するものです。禅とは物事の真実の姿、あり方を見極めて、これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指します。そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。
曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということです。何か他に目的があってそれを達成する手段として坐禅をするのではありません。坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。私たちは普段の生活の中で自分勝手な欲望や、物事の表面に振りまわされてしまいがちですが、坐禅においては様々な思惑や欲にとらわれないことが肝心です。
道元禅師はまた、坐禅だけではなくすべての日常行為に坐禅と同じ価値を見いだし、禅の修行として行うことを説かれています。修行というと日常から離れた何か特別なことのように聞こえますが、毎日の生活の中の行い一つひとつを坐禅と同じ心でつとめ、それを実践し続けることが、私たちにとっての修行なのです。
曹洞宗公式サイトより転籍
坐禅会
美濃市安毛の永昌院では毎月、第一水曜日の早朝に坐禅会を行っております。平日の早朝。姿勢を正し、呼吸を整えます。
平日の早朝と言うこともあり、仕事前の精神集中の為に坐を組みに来られる方も多く、また坐禅終了時には簡単な茶話会を行うことで、同じ時間を共にした初対面の方とお話しされたり、ご縁つなぎにもなっております。
庫裏の新築に伴い、冷暖房完備の施設内での坐禅会となっています。
夏時間(6:00)と冬時間(6:30)があります。年によって切り替えの月が異なる場合がございます。また急な法務などにより変更になる場合がございますので、あらかじめご連絡いただけると助かります。